「失敗したらどうしよう」
不安な様子のこども
失敗しても、思ったより平気
その理由を説明します。
英語の先生から、過去の課題にもチャレンジしてみて!と言われたので、それを伝えると
「勝手にやってもいいの?注意されない?」
勉強して、なぜ注意されるのだ。娘は、私が騙しているんじゃないかと不審がっていました(笑)
こどもは社会経験の不足から「やっていいこと・悪いこと」の判断がつきにくい。その都度、大人から教わって学んでいく。
ですが、不思議なことに大人も失敗を恐れます。「間違ったらきっと恥をかいてすごく嫌な気分になる」直感的にそう感じる。
大丈夫、それ嘘です。
直感は予測が下手
【回答者の5割が間違える】直感で答えてみて!
“バットとボールを買いました。金額は合計で110円。バットはボールより100円高い。では、ボールはいくらでしょうか?” (正解は最後に!)
直感は実際よりも悪く予測しがち
「試験に落ちたら取り返しがつかない」
「上司を怒らせたらクビだ」
でも、実際に事が起こり数日経つと、
「あれ?意外と平気だな」
予測と現実のギャップに気付く。
何か心配事があると、脳はその心配事に支配されてしまう。それが世界の全て。
でもね。
そんなわけ無いんです。
失敗しても、陽は登るし、カフェでお茶も出来るし、バイトのシフトもくるし、家族から買い物頼まれたり、友達と旅行の計画を立てたりするんです。
心配事以外に、気にかけるべき事が周りにいくつもあるのに見失ってしまう。厄介なことに、何回やっても脳はこの事を忘れるんです...
生き残りの成功法則
人間がまだ狩をしていた時代。獲物に集中しないと怪我をしたり下手すれば命を落とす。楽観的になって危険な目に合うより、多少間違っていても悲観的に用心深く行動した方が生き残れる確率が高い。そんな成功法則が脳に刻まれている。
不安になるこどもは、間違った直感に捉われて動けなくなっているのかも。それに気付くと、まあいいか、とたんに心が軽くなります。
クイズの答え: 5円
バット100円引くボール10円だと、差額は90円なので誤答。バット105円、ボール5円が正解!私の答えは、まんまと10円٩( ᐛ )و
ほらね?直感は思ったより正しくないんです。